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  • 2012-06-11│
  • Category:日記

実家のわんこ

実家のわんこの調子が悪くなって、1ヶ月ちょっと。

もともと感染していたであろうフィラリアが、そこそこ年老いた彼女の体力を奪っている。
GWに実家に行った時はよちよちでも歩けていたけれど、こないだ行ったときにはもう、ずっと小屋に入りっぱなしだった。
手を差し出すと、ぺろりと舐めてくれた。
でも、もう、しっぽをぶんぶんふって、どろんこの足でもかまわずに飛びかかって来て、手のひらから顔から舐めてはくれない。
少しじっとしてくれないとお散歩用のリードがつなげないよ! なんて嘆いていたのが、嘘のようだ。

動けない彼女は、小屋の中から、目だけきょろきょろさせている。
外に出る力もないので、毛も汚れて、ぼそぼそになっている。
小屋の中には、カリカリと、母が作ってあげたご飯が少し、置かれた状態でそのまま残っていた。

仕方のないことだ、命のあるものはいつか、その命の火が消えてしまう。
残される者は、それを受け止め、それに向き合う責任がある。
今より若い時は、ただそういう風に淡々と現実を受け入れていたけれど、
私もそれなりの歳になり、いろんなお別れを目にし、経験すると、単純にそうも思えなくなってしまった。

若い頃の私が今の私を見たら、ずいぶん弱くなった、日和ったもんだ、とバカにするだろう。
経験を重ねると、弱くなるのかもしれない。
いや、弱くなるんじゃなくて、心が動く事柄のバリエーションが増えていくんだろうな。
様々なことにいちいち心が動いて、泣くことも、嘆くことも、無力感を感じることも、多くなるんだろう。
だから、若かった私に言ってやろう、日和ったんじゃなくて、少しは人間らしく心を動かせるようになったんだ、と。

ご飯も食べられなくて、力もでなくて、大好きな散歩にもいけなくて。
辛くないわけはないと思う。
でもせめて、痛かったり、苦しんでなければいいな。
こちらの勝手な思いだけれど、彼女の弱った姿を認める勇気のない私は、そんな風にしか、現実を受け止められない。

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Author:こけし
イカとサバの街から冷麺とわんこそばの街に移り住んだ、アラフォーです。

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